1980年代ごろの洋画
このころはほとんど映画館に足を運んではおりません。
DVD(またはTV放映)観賞が多いです。
題名 |
DVD |
スタッフ&キャスト |
あらすじ |
レビュー |
1941 (1980年公開) |
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出演: 三船敏郎, ダン・エイクロイド, ジョン・ベルーシ, ナンシー・アレン, ネッド・ビーティ 監督: スティーブン・スピルバーグ |
舞台は1941年12月13日の北カリフォルニア海岸!突如浮上してきた日本海軍に住民はパニック状態。羅針盤の故障で目標のハリウッドを見失った司令官ミタムラの焦燥はつのる。P-40で飛び回るワイルド・ビル・ケルソーは日本機を撃つつもりで味方を誤射。騒ぎは収拾がつかなくなり、ついには遊園地をハリウッドと勘違いした日本軍が攻撃を開始する!(以上AMAZONさん解説より) |
当時の会社の同僚、今はもう辞めていますが、評判を聞きVTRレンタルしたんだっけ。これは面白かったですよ。三船さんがこういう映画に出るなんて・・・。DVDを借りよーか。 |
チェンジリング (1980年) |
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出演: アンジェリーナ・ジョリー, ジョン・マルコヴィッチ, ジェフリー・ドノヴァン, コルム・フィオール, エイミー・ライアン 監督: クリント・イーストウッド |
1928年、ロスアンジェルスの電話交換局に務めるクリスティン・コリンズの息子ウォルターが失踪する。なかなか動かないロス市警から5ヶ月後ウォルターが見つかったと連絡が入る。すでにマスコミが駆け付け大騒ぎとなっている失踪事件。ウォルターを乗せた列車が到着する、しかし客車から出てきた息子は別人だったが、ロス市警はなぜかウォルターと決めつけ、マスコミは感動の親子対面の写真撮影を要求する。
その場を取り繕ってしまったクリスティン、しかし帰宅後背丈や行動で明らかにウォルターとは違うことで、クリスティンはロス市警に再び息子探しを訴えるが、なぜかクリスティンの訴えはロス市警には受け入れられず狂人扱いされてしまう・・・。 |
うーんこれは濃いわー。凄い。実在の事件に基づいた作品なんだけどな。1928年と昔のことなんだけど。日本だと昭和初期かな。
このころロス市警はこんなだったのかな。怖い話だ。 セピア色の画面がずっと続く。最初は回想の部分かと思ったくらいだけど。まあ過去のことと言うわけなのか。 アンジェリーナ・ジョリーがとてもいい。一貫して抑えた演技。あの囚人との対決で爆発する。というかこのころだけなのか、アメリカの囚人との面会ってこんなだろうか。死刑執行にしてもなんだか公開処刑っぽいような。昔だからなのか。 さすがクリントさん。他のクリントさんの監督作品も見てみたいというか、レンタルリストに入れているんだけどな。 日本映画でもこういうものが見たいもの、というかあるのに自分が気がつかないだけなのかな。 まあでも再びはあまり見たくはないな〜。傑作だけど話はつらい。 ★★★★★(傑作) |
バック・トゥ・ザ・フューチャー(三部作) |
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出演: マイケル・J・フォックス, クリストファー・ロイド, リー・トンプソン, トーマス・F・ウィルソン 監督: ロバート・ゼメキス |
時は1985年。高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)は、ブラウン博士(クリストファー・ロイド)が改造した愛車デロリアンに乗り込んで、時を超えた冒険の旅へと出発する。
(以上AMAZON解説より) |
DVDは特典付きらしい(たぶん3本セット)(第1作のみやっぱり今はない映画館で見ました) これは面白かったですねー。久しぶりに童心に帰りました。VHSで3本持っているのはこれだけなんですが。DVDも購入しなきゃ。過去のアーリーアメリカンや、西部劇のシーンなどが良い。 快作です。 ★★★★★ |
E.T. (1982年公開) |
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出演: ディー・ウォーレス・ストーン, ヘンリー・トーマス, ドリュー・バリモア 監督: スティーヴン・スピルバーグ
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地球探査に訪れたものの、ひとり置き去りにされてしまったE.T.(地球圏外生物)が、10歳の少年エリオット(ヘンリー・トーマス)ら兄妹と知り合いになった。しかし、そこにNASAの追跡の手が及んでいき…。(以上AMAZONさんの解説より)
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20周年ということはそれほど前なのかなー。世評でつい見てしまいました、仕事終わりの後もう今はビルごとなくなっている映画館に久々に並んで見ました。 やっぱりあの時自転車での空中浮遊の瞬間は感動しました。そのころすでに中年だった私は久々に子どもの頃の感覚を思い出していました。 まあよく考えれば基本は子供向けのものなんですが、「未知との遭遇」のTV放映以後だったと思うんです。そのために見たのかもしれない。 もう覚えていないですが、このころは映画館にロードショーを見ることは少なくなっていました。 初見の年齢としては年はとっていると思うんです、おそらく子供のころ見ればもっと感動したと思うんですが。 ★★★★ |
愛と青春の旅立ち (1982年) |
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監督: テイラー・ハックフォード
出演: リチャード・ギア デブラ・ウィンガー ルイス・ゴセット・Jr デヴィッド・キース |
シアトルに住む青年ザック。彼は元兵士の不甲斐ない父と2人で暮らしていた。母はザックが幼い頃、父の不実が原因で自殺した。ある日、ザックはかねてからの夢だったパイロットになるため、父の反対を押し切って海軍士官養成学校に入学する。そして鬼軍曹フォーリーによる厳しい指導のもと、他の士官候補生たちと共に過酷な訓練を受け始めた。やがて数週間が経ち、公に骨休めすることを許可された候補生たちは地元の盛り場へ。そこでザックは、町工場で働く女性ポーラと出会い恋に落ちるのだが…。 (以上allcinema) |
見ましたー。昔ですが。当時の会社の女の子におじさんなのに・・・(とはっきりは言われてませんがそういうニュアンス)。まったく失礼ですね。(まだ30代の頃です) でもこれは多少大人なんですが一種のジュブナイルもの・・。 やっぱり少年のころ見れば、もう少しうきうきした感じを受けたかもしれません。まあ何かベタだったような気もしますが・・。いい感じもあったような。 |
アマデウス (1984年) |
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出演: F・マーレイ・エイブラハム, トム・ハルス, エリザベス・ベリッジ 監督: ミロス・フォアマン |
モーツァルトの生涯を、同時代の作曲家サリエリの語りで描く。 |
会社の人と見に行きました。(部下の女子なんですが・・あの-複数で・・)もう随分前のことで、そしてその映画館も今年閉館してしまいました。最後に見たのは「おくりびと」か。 モーツァルトをこれほど丹念にリアルに、しかも毒をもって描いた映画はそうないんじゃないか。貴族の女性のスカートの下に潜るモーツァルトっていいのかな。魔笛のチープな毒々しい舞台ってどうなんだろう、でもシングシュピールの舞台ってこんなものかもしれないしシカネーダーも案外こういう男かも。クラシックファンにはとても興味深い映画。 ★★★★★ |
パリ、テキサス (1986年公開) |
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監督 ヴィム・ヴェンダース 出演者 ハリー・ディーン・スタントン ナスターシャ・キンスキー |
ある男が砂漠をさまよい、立ち寄った店で倒れてしまう。治療に携わった医者は男の持ち物から男の名前を知り、男の弟に連絡を取る。男の名はトラヴィス。トラヴィスはさまよった理由は何か。どこへ行こうとしていたのか何も話そうとしない。弟のウォルトは途方に暮れる。
トラヴィスは4年前に妻子を置いて失踪していた。そしてトラヴィスの妻ジェーンもやがていなくなり息子のハリーはウォルト夫妻に育てられていた。 そしてトラヴィスはやがて話し出す。しかしなぜ失踪したかは覚えていないという。 トラヴィスを自宅に連れ帰ったウォルトはトラヴィスを彼の息子ハリーに引き合わせるが、ハリーは最初は違和感を感じなかなか打ち解けようとしない。 ウォルトはトラヴィスの家族が映っていた昔の8mm映画をトラヴィスとハリーに見せる。やがてトラヴィスとハリーは打ち解けるようになる。 そしてトラヴィスは同じく失踪している彼の妻ジーンを探す旅に出るが、ハリーもついてきてしまう。そして彼らはジェーンの居場所を探し当てるのだが・・・。 |
1984年作品。西ドイツとフランスの合作映画。監督:ヴィム・ヴェンダース
とにかくこの映画は濃いな。ずっとセリフでは表現されなかったトラヴィスの心に引っかかったものが、終盤明らかにされる。思い出したのか、わかってはいたが言葉にならなかったのか、ここらは明らかにされない。 そしてトラヴィスのセリフで人のつながりの危うさ、はかなさが表現される。訥々とした語りが何とも説得力がある。 終盤の鏡越しのトラヴィスとジェーンのそれぞれの長い独白に圧倒される。 さすがはヴィム・ヴェンダース。深い。 ナスターシャ・キンスキーが美しい。
★★★★★(傑作) |
ラスト・エンペラー (1988年公開) |
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出演: ジョン・ローン, ジョアン・チェン, ピーター・オトゥール, 坂本龍一, ヴィヴィアン・ウー 監督: ベルナルド・ベルトルッチ
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1950年。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ送還された中国人戦犯の中に、清朝最後の皇帝、ラスト・エンペラ―宣統帝愛新覚羅溥儀がいた。わずか3歳で清朝皇帝の地位につきながらも、近代化の嵐にもまれ、孤独な日々を送らざるを得なかった溥儀。彼が即位してから文化大革命以降に至るまで、文字通り激動の生涯をあますところなく描き出した珠玉の名作! |
たしか今はほとんど辞めている会社の同僚たちと見に行ったと思います。冒頭戦後(だったか)溥儀さんが税関(だったか)で捕まってしまシーンから始まって。以いろいろな意味で日本とかかわりの深い人の話。 |
イマジン/ジョンレノン (1989年) |
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出演: ジョン・レノン, ヨーコ・オノ, デヴィッド・ボウイ, ポール・マッカートニー, ジョージ・ハリスン 監督: アンドリュー・ソルト
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あのジョンレノンの映像をふんだんに使った生涯を描くドキュメンタリー映画。ジョンレノンは知っているが関心があるかどうかはわからない友人と見に行きました。 |
トスカニーニ (1989年) |
(VHS) |
出演: トーマス・ハウエル, エリザベス・テイラー, ソフィー・ワード, パット・ヘイウッド, フィリップ・ノワレ 監督: フランコ・ゼッフィレッリ |
今世紀最大の指揮者、アルトゥーロ・トスカニーニの若き日々を綴った青春映画。夢にまで見たミラノ・スカラ座専属楽団員になるべく採用試験に挑んだトスカニーニは、余りにも傲慢で愚かな試験官達が許せず、演奏をやめ会場を出て行ってしまう。会場を出たトスカニーニは、そこで事の成り行きを見守っていたロッジという男に声をかけられ、リオ・デ・ジャネイロへ誘われた。思いがけずに即断した彼だったが、それは名指揮者トスカニーニが生まれる運命の始まりだった。 |
あの名指揮者「トスカニーニ」の青春時代のエピを描く。 |
レインマン (1989年) |
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出演: ダスティン・ホフマン, トム・クルーズ 監督: バリー・レビンソン
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自由奔放な青年が重度の自閉症の兄と出会って心を開き、忘れていた愛情を取り戻して行く過程を描いた心暖まる感動のロード・ムービー。
高級外車のディーラーをしているチャーリーの元に自分を勘当した父の訃報が届く。遺産目当てに故郷に戻った彼だったが遺産の300万ドルは見た事もない自閉症の兄、レイモンドの手に渡る事を聞かされる。なんとか金を物にしようとチャーリーは施設にいるレイモンドを誘拐まがいに連れ出し、ロスに戻ろうとするのだったが……。(以上yahoo映画より)
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これは映画館で見たんですが、DVDも購入しました。最初は金目当てで、兄を連れ出す弟、しかし徐々に兄のことが分かっていき、そしてあのレインマンの意味が分かったとき、そして兄と別れて育った理由もわかってくるのです。
チャーリーが兄を受け入れるプロット、レイモンドが兄弟の感覚が分からず、最後にチャーリーを親友と言うくだり。感動的です。
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ブラックレイン (1989年) |
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監督: リドリー・スコット 出演: マイケル・ダグラス / 高倉健 / アンディ・ガルシア / 松田優作 |
レストランで偶然にヤクザの殺人に出くわしたニック(ダグラス)とチャーリー(ガルシア)両刑事は、その犯人佐藤(松田)を日本に護送するが、大阪空港で逃げられてしまう。府警の松本(高倉)の監視下、警官としての権限の無いまま捜査を見守る彼らだったが、佐藤はそれを嘲笑うかの如く、自ら刺客となって二人の前に現れるのだった。 (以上yahoo映画より) |
松田優作さん、最初で最後のハリウッド映画。刑事ものなんです。が暴力シーンとかアクションシーンが横溢。優作さんの夭折がもったいない。 好き嫌いを超えての評価 ★★★★ |