1990年代〜2000年代

 例によってあまり見ていません(とくに映画館では)

題名

DVD

スタッフ&キャスト

あらすじ

レビュー

不滅の恋/ベートーヴェン(1995年)

出演: ゲイリー・オールドマン, イザベラ・ロッセリーニ, バレリア・ゴリノ, ヨハンナ・テア・ステーゲ

監督: バーナード・ローズ

 作曲家ベートーヴェン(ゲイリー・オールドマン)の死後、自分のすべての作品と財産を永遠に愛する人に譲りたいと記された遺書が発見された。彼の弟子でもあった親友のアントン・シンドラー(ジェローン・クラッペ)はその遺志を尊重し、彼の最愛の女性を探そうとするのだが……。

(以上AMAZONさんの解説より)

DVD入手しがたいらしい。これはクラシック好きとは言っているが?な友人と行きました。まあベートーヴェンの恋人のことまでは知らんわな。
生涯独身のベートーヴェン。浮名は流したのかどうなのか不明ですが、遺書の宛名の恋人を探す話。そしてその中でのベートーヴェンの挿話。
結局は伝記映画なのか。病気の温泉治療のため馬車で移動するというこの時代が映像化される。ベートーヴェンの逸話を知っているこちらとしては面白かったですが友人はどうだったのかな。
★★★

マディソン郡の橋

(1995年)

 

 出演: クリント・イーストウッド, メリル・ストリープ, アニー・コーリー, ヴィクター・スレザック, ジム・ヘイニー

監督: クリント・イーストウッド

 世界中で大ベストセラーとなった同名小説の映画化。アイオワ州マディソン群の片田舎。農場主の妻フランチェスカは、夫と二人の子供に囲まれ平凡な主婦として穏やかな毎日を送っていた。そんなある日、夫が幼い子供二人を連れて4日間遠方へ出掛け、一人で家の留守をしていた彼女の所へある男が道を尋ねてくる。男の名はロバート・キンケイド。旅のカメラマンで、この近くの屋根のある橋ローズマン・ブリッジを撮影に来たが道に迷ったという。橋までの道案内に車に同乗したフランチェスカ。それは二人にとって、永遠に心に残る4日間の始まりであった……。
(以上allcinemaさんの記事より)

 なんだかな。これを見たのはもうすでに無くなっている大型映画館を無理やり分割して、シネコンっぽくした小さい部屋で見たような、ちょっと日本映画のような終わり方。お互いの節度を持っていということなのか、クリントさんなのに彼女を強引に奪うということもなく、ラストのウィンドウ越しにせつなくということなのかなー。まあいいじゃないか。脱力した年寄りでいい????まあどろどろもいやだけどなー。

2010年10月24日追記

リアルタイムでも見た映画。拙ホームページでも触れておりますが改めてDVDじっくり見ました。吹き替え版なんですがやっぱり原語のほうがいいのかな、字幕では何か抜け落ちるような感じがするのですが、原語ではもうあまり覚えていないのですが、メリルストリープさんの台詞はどうだったのか、吹き替え版では少々おばさんくさいセリフ回しのような気がしますが気のせいなのか。
作りはフランチェスカさんの書き残した顛末の日記のようなものを(画面で見ると3冊あったような)読む二人の子どもと言う設定。そしてその内容がストーリーと言うことなんですがね。
別れとラスト(雨の中キンケイドさんが夫の車の中のフランチェスカさんをただ見つめているというシーン)を考えるとどうも日本映画的で、余情たっぷりと言う描き方はアメリカ映画的ではないと思うんですが・・。クリントさんらしいのか・・・。
まあ多少こういうことは感じるリアルな自分の体験もあって(こういう濃密さではありませんし、誰かを裏切っていることもありませんが)感じるものはあります。

ということで多少評価を上げましょう。
★★★★

ミッション・インポッシブル

(1996年)

 

 出演: トム・クルーズ, ジョン・ボイト, エマニュエル・ベアール, ジャン・レノ, ヘンリー・ツェーニー

監督: ブライアン・デ・パルマ

 アメリカの極秘スパイ組織IMF(Impossible Mission Force:不可能作戦班)は公にできない活動に従事している。ジム・フェルプス率いるチームが、盗まれたCIA情報員のリストを奪回するというプラハでの作戦中、イーサン・ハントを除くメンバー全員が次々と殺されてしまった。
生き残ったイーサンはCIAのキトリッジと会うが。
(以上ウィキペディアより)

 これも思い出してしまいました。まあ大昔のTVドラマ「スパイ大作戦」のリメイク版なんですが。原題がこういう題名なのも知りませんでした。

設定は同じなのかもしれませんが全く違うものとしてみるしかなかったのかな。映画版は以降のシリーズは見てないです。

 パルプフィクッション

(1994年公開)

 

 出演: ブルース・ウィリス, ジョン・トラボルタ, ユマ・サーマン, ハーベイ・カイテル

監督: クエンティン・タランティーノ

 

 二人の殺し屋。ボスのやくざの女房。八百長を依頼されたボクサー。これらの3組のプロットが絡み合う。

冒頭のほったらかし?のレストラン強盗の若いカップルのエピが最後に殺し屋たちと絡み合う。でもこの場面は時間軸でいえばまだ途中なんだけど。

 とにかくリアルタイムの時間をずらしてつなぎ合わせた不思議な話。内容は殺戮シーンが多く凄惨。そのなかでの殺し屋トラボルタとやくざの女房役のユマ・サーマンとのレストランでのダンスシーン。サタデーナイトフィーバーを思い出すトラボルタのダンス。でも多少手抜き?の冗談とも思えるツイスト。ここらは和むシーンではあるけど。
もっともこの後の帰宅後のシーンがまた事件が起こってはらはらするんですが。
まああまりにも凄惨なシーンが多く、好みではないんですが。アクション(サスペンス?)映画特有のスカッとする部分もあります。もちろんこの映画はもうすこし別な感じもあるんだけど。深読みしたくはなるんのですが、タランティーノさんはそんなに深い意味を付け加えてはいないような気もする。
ラストシーン(時間軸では中間の場面)のジュールスの強盗へのセリフの意味合いは何となく思わせぶりで、実はそんなに深い意味はなく、やくざから足を洗いたいジュールスの自分自身に言い聞かせる言葉のみのような気がする。
まあでもMーIシリーズなどよりは数段良い。★★★★

 

 

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