2000年代〜現在の洋画

 例によってあまり見ていません(とくに映画館では)

題名

DVD

スタッフ&キャスト

あらすじ

レビュー

オーシャンズ11

(2001年)

出演: ジョージ・クルーニー, ブラッド・ピット, ジュリア・ロバーツ, アンディ・ガルシア, スティーヴン・ソダーバーグ

保釈中のカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは刑務所暮らしの4年間にとてつもない犯罪計画を練り上げていた。それは、ラスベガスの3大カジノの現金がすべて集まる巨大金庫から、厳重な警戒とセキュリティシステムを破って現金を盗み出すというもの。その額なんと1億6000万ドル! オーシャンは旧友のラスティに話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠な各分野のスペシャリストのスカウトを始める。やがて、11人の選りすぐりの犯罪ドリーム・チームが誕生した。こうして11人のプロによる、ミスの許されない秒刻みの史上最大の強奪作戦が始まった……。
(以上yahoo映画より)
1960年制作の「オーシャンと11人の仲間」のリメイク版。実はこちらも借りたのですが見づらくてリタイヤしてしまいました。

2001年版は完璧なエンターテインメントと言う感じ。分かりやすい、もちろん娯楽映画なので見ている時間は面白いのですが特に残るものはありません。

スリル感は「ミッション・インポッシブル」のほうがいいかな。

 

★★★

 タイムマシン

(2002年公開)

 

 出演: ガイ・ピアース, ジェレミー・アイアンズ, オーランド・ジョーンズ, マーク・アディー, ゴア・ヴァービンスキー

監督: サイモン・ウェルズ

 H.G.ウエルズ原作。
大学教授の主人公・アレクサンダーは、最愛の恋人を強盗に襲われ失ってしまう。恋人を取り戻したいとおもったアレクサンダーはタイムマシンを完成させ、過去にさかのぼり、恋人を危険から救おうとする。しかし、彼女は別の事故に巻き込まれ、やはり死んでしまう。
なぜ過去を変えることができないのか・・・その答えを求め、アレクサンダーはタイムマシンに乗り未来へ向かう。西暦2030年・2037年を訪れ、その後到着したのは、文明が退化した人類が住む、80万年後の世界だった・・・。 
以上ウイキペディアより引用しました。

録画してあった、TV放映の映画「タイム・マシン」を見る。(2002年制作)
CGは秀悦なんだけど、結局80万年後の世界がどうも安手のSF活劇のようで、猿の惑星か・・といわれてしまうわけですが、結局はまあ多少改変してあるそうですが、原作の設定とか・・。それにしてもちょっとなー。 

あの指導者の(というか支配者)の人が80万年前の人からどうこう言われたくないとか、恋人が生きていれば結局タイムマシンを作ることはない、恋人が死んだからタイムマシンを作った・・・という台詞。なるほどそうですね。

あのタイムマシンを壊すことで、地底世界が破壊されるという理由がちょっと不明。
 

勝手につける点 ★★(満点は星5個)

コーリング

(2002年)

監督:トム・シャドヤック

出演;ゲビン・コスナー

スザンナ・トンプソン

ERに勤務している医師のジョーの妻、小児科医のエミリーはボランティア医療のためベネズエラに飛ぶ。しかし現地で事故に遭い行方不明となる。
打ちひしがれたジョーは周囲が休養を進めるのも聞かずに仕事に没頭するが、ある日瀕死の少年が自分の名を呼んでいるのを聞いてしまう。その後少年は生き返るのだが・・。そして彼の絵には不思議なシンボルが描かれてあった。その後ジョーの家にも不思議な現象が起こり、ジョーは妻が自分を呼んでいるのを確信する・・・。しかし周囲の人はそれを幻覚という。そしてジョーに休養を勧める・・・。しかしジョーは・・。 
ある日本のTVドラマの元ねたになった話ではと言うわさで借りて見ました。

まあホラー物っぽいけどファンタジーな話なのかな。いい話っぽくしているのかな。個人的には幽霊は信じないので何とも・・・。

終盤のエピが某日本のTVドラマとちょっと似ているのかな。まあでもそのTVドラマの設定は多少違いますけどね。ここらのことがそのTVドラマのDVD化を阻んでいるのかな?不明ですけどね???

 

★★

ターミナル

(2004年公開)

出演: キャサリン・ゼタ=ジョーンズ, スタンリー・トゥッチ, トム・ハンクス, チー・マクブライド, ディエゴ・ルナ

監督: スティーブン・スピルバーグ

アメリカ、ジョン・F・ケネディ国際空港の国際線ロビー、入国手続ゲートでクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。母国のクラコウジアで、彼が乗った飛行機が出発した直後クーデターが起こり政権崩壊状態に陥った。そのため、彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されていたのだった。母国に引き返すこともできない中、ビクターはある約束を果たすことを諦めずに、入国をするために空港で生活を始める。ナボルスキーは人懐っこさで空港の職員と友達になり、もともとの大工の技術を生かして生活の手段とし、ずっと空港に居続ける。そして親しくなった空港職員の恋の仲立ちをしたりする。そして偶然あるCAと親しくなる。しかし彼女には・・・。
以上ウイキペディアより

 

 

最後に彼が空港に居続ける理由が明らかになるのですが・・・。ちょっと素敵な話です。まあ大勢の空港職員そろって拍手してナボルスキーさんがN.Y.に入国するのを送るわけなんですが、ここらは映画らしい・・。

トム・ハンクスがうまい。キャサリン・セタジョーンズがチャーミング。 

勝手につける点★★★★(満点は星5個)

2010年10月13日追記

レンタルで完全版再見。ナボルスキーの行動もあのロシア人(だったかな)の不法持ち込み(?)の薬品を師匠の内容にごまかして約したことですっかり空港職員たちの評判となるエピ、ナボルスキーの行動の全容がわかって、ラストの空港職員たちがこぞってナボルスキーを応援するのもわかる。
まあヒューマンドラマで予定調和の作品ではあるけど、うまく納得できる快作。
あの空港はすべてセットで作ったらしい、さすがスピルバーグか、金持ち。(当り前か)

四月の雪

(2005年公開)

監督 ホ・ジノ 
出演 ペ・ヨンジュン 
 ソン・イェジン 
 イム・サンヒョ 
コンサート会場の照明チーフディレクターのインスの元に、妻の交通事故の知らせが届く。海岸沿いの小さな町、サムチョクの病院に着くと、そこには見知らぬ女性ソヨンと、もうひとつの受け入れがたい事実が待っていた。事故に遭った時、インスの妻とソヨンの夫は同じ車に乗っていたのだった。デジカメ、携帯電話には、二人が知りたくない秘密が残されていた。突然の出来事に、戸惑いながらも、看病をする二人。二人にしか分からない苦しみを背負った彼らは、励ましあううちに、いつしかお互いを心の支えにしていることに気付く。

(以上GOO映画より)

韓国映画は初めて見たのかな。
不倫の話なんだけど、なんだか映画の雰囲気は透明に描いていて、ピュアな恋愛ドラマの雰囲気。
いきさつからしてこれでいいのかと申し。不倫に落ちてゆくいきさつもちょっと唐突なのかも。
でもヨンジュンさんと、ソン・イエジンさんの二人が不思議にピュアすぎて納得してしまう。
多少年齢差はあるような気がするけども。ヨン様は若いし、ソン・イエジンさんは清純に見える。
ここらは韓国映画ということなのかもしれない。
話は結局そのままの流れなのか。二人の家族の絡みもあまりなく。まあそれでいいのかな・・・恋愛ドラマだし。

 Ray/レイ

(2005年公開)

 

 出演: ジェイミー・フォックス, ケリー・ワシントン, レジーナ・キング

監督: テイラー・ハックフォード

 伝説のソウルシンガー、レイ・チャールズの伝記映画。

レイロビンソンは弟と母親の貧しい家庭に育つ。事故で弟を亡くし、トラウマを負う。そしてレイはその数ヵ月後に緑内障のため視力を失い盲目となる。その後盲学校に通い。ピアノも勉強する。そして17歳でバンド活動を開始。
ミドルネームを取り、レイ。チャールズを名乗る。ツアー中にレイは有名となり、レコード会社と契約し。ヒットを飛ばす。しかしバンド活動を始めたころから麻薬におぼれて、中毒になっていく・・・。

 これはすごいなー。レイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスが凄いです。(音はレイの音楽をそのまま使用している思う。だから動きだけを真似ているんだけど。これは似ています。まったくレイそっくり。
この映画はレイが生存中から撮影しだしたそうで、残念ながらレイは完成を見ることなく亡くなったとのこと。 
母子家庭に育ち幼くして失明したレイ。音楽だけを生きる手段としてさまようレイ。弟をなくしたとき自分は何も出来なかったというトラウマ。そして失明と言う苦しさから逃れるための麻薬。つらいです。毅然とした母親の教えがいいですね。常に回想される母親の姿と水でぬれる床で表されるこのトラウマ。そして有為転変する音楽人生。
レイ・チャールズ、一度だけおそらく亡くなる数年前と思いますがコンサートを聞いたことがあります。スタイルは同じで。小さめなバンドに、女性コーラス、そしてレイの弾き語り。懐かしいです。
これはDVD購入しようか知らん。日本語吹き替えで見ましたが、吹き替えの声優さんがうまいのですがクレジットが不明で。購入して解説を見るしかないのかなー? 

★★★★★

ミリオン・ダラー・ベイビ(2005年公開)

出演: クリント・イーストウッド;フランキー・ダン
ヒラリー・スワンク :マギー・フィッツジェラルド
モーガン・フリーマン :エディ・“スクラップ・アイアン”・デュプリス
アンソニー・マッキー: ショーレル・ベリー
ジェイ・バルシェル: デンジャー
マイク・コルター: ビッグ・ウィリー
ブライアン・オバーン :ホーヴァク神父

監督: クリント・イーストウッド

フランキーはボクシングジムの経営者だが、かつてトレーナーとしてボクサーのエディの片目を結果的に失明させてことで慎重な試合を組ませることにこだわって、素質あるボクサーを他のジムにとられていた。そんな中、今はトレーナーとして、フランキーとともにジムを経営しているエディが、ジムに通ってくる女性のアマチュアボクサー、マギーの素質に目をつけ、フランキーに推薦するのだが、女性であること、高年齢であることに慎重なフランキーはなかなかOKしない。
しかしフランキーは有力な若いボクサーにチャンピオン戦をセットしなかったためまた他のジムに逃げられてしまう。
毎日通ってサンドバックを打ち続けるマギー、彼女の貧しい生い立ちを聴き、やがてフランキーは折れて、3回戦のボクサーとしてデビューさせる。マギーは素質を発揮し、次々とKO勝ちしてゆく。
そしてウェルター級のチャンピオン戦に勝利する。そして100万ドルのタイトルマッチを迎える。しかし相手は汚い反則で有名な相手だった・・・。

2005年アカデミー賞4部門(作品賞、監督賞、助演男優賞、主演女優賞)受賞作品。これは濃いわ。後半が幹というわけか。ラストはつらい。これこそ微妙な感じじゃないか。まあ映画的演出らしいけど。とにかく下記のグラントリノよりはよほどいい。
むろんラストはこれでいいわけじゃないけどね。物議をかもしたらしいけど。つらい。
傑作★★★★★

 ミュンヘン

(2006年公開)

 

 出演: ジェフリー・ラッシュ, ダニエル・クレイグ, キアラン・ハインズ, ハンス・ジシュラー, マチュー・カソヴィッツ

監督: スティーブン・スピルバーグ

 1972年、ミュンヘンオリンピックの最中に起きたイスラエル選手団テロ事件。事件は最悪の結末を迎え多くの犠牲者がでる。

イスラエル政府は復讐のため極秘に暗殺団を組織する。

 これは見たかった映画。
1972年のミュンヘンオリンピックで起きたテロ事件。11名のイスラエル選手が犠牲となった。オリンピックは1日の追悼の日を置いて継続された。
当時とてもショックに感じた事件。オリンピックが政治とは無縁でなかった。
この映画はその後のイスラエルのモサドがアラブ側のテロの関係者に次々報復するという、ノンフィクション小説をスティーブン・スピルバーグ監督が映画化した。
濃い映画、報復は淡々と行われ、モサド集団にも犠牲者が出てくる。映画はチームリーダーのアブナーの視点から語られる。流れはミステリータッチでいささかスパイ映画っぽい。アブナーの悪夢の中でオリンピックテロが映像化される。戦慄する映像。
徐々にテロに疑問を持ってくるアブナー。それを描く中での報復の無意味さを語ってはいるが、やはり若干ユダヤよりの描き方か。
でも基本的には一方的ではなくバランスよく描いているといえる。
★★★★★

 父親たちの星条旗

(2006年公開)

 

 出演: ライアン・フィリップ, ジェシー・ブラッドフォード, アダム・ビーチ, バリー・ペッパー, ジョン・ベンジャミン・ヒッキー

監督: クリント・イーストウッド

 

 太平洋戦争での激戦地。アメリカ軍は硫黄島の擂鉢山にほぼ制圧した証拠として星条旗を掲揚する。従軍写真家のローゼンタール氏がそれを撮影した写真がアメリカ本土で有名になり、国旗を掲揚した兵士たちは戦時国債の応募のための宣伝活動に利用されることになってしまう。しかし実はこの写真はほぼ安全が確保された2度目の掲揚の様子が撮影されたものだった。

急遽帰国した星条旗の掲揚にかかわった兵士たち、しかし掲揚した兵士のうちすでに半数は戦死していた。

呼び戻された兵士たちは英雄扱いされ、戦時国債の宣伝活動をさせられることになるのだが・・・。当然彼らは割り切れない思いを抱えていた。

掲揚した6人の硫黄島での模様、そして生還できた3人のその後を描く・・。

 原作は国旗掲揚の任務を与えられた他の2人とは違い、その場にたまたま居合わせ、国旗掲揚を手伝ったジョンブラッドリーさんの息子さんが、父親の硫黄島の体験について四年かけて星条旗掲揚に立ち会った兵士たちの家族を訪れて聞き書きし、『硫黄島の星条旗』(Flags of Our Fathers)というタイトルで出版した本が原作とのこと。

戦時下のアメリカの雰囲気がどのようなものだったか、ショー化された国旗掲揚の様子。

ここらが当時の日本とはまるで違うのじゃないか。

血なまぐさい戦闘場面、惨殺された死体。戦争映画でありまあ当然なんだけどきついな。クリントイーストウッドが冷静に描く事実。物量を投じた画面、これは日本映画ではまねが出来ない。
そして濃い人間ドラマ。
とくに、ネイティブアメリカンのヘイズに対する差別。そしてヘイズが抱える亡くなった国旗掲揚にかかわる兵士の間違い。そのまま進んでしまう宣伝活動。いたたまれず宣伝活動の途中で離脱し再び戦地に戻ってしまう。戦後、うつ病を抱えながら本当の兵士の遺族へ伝えに行く。そして最後は・・・。 

戦後の日本でも同じようなことがあったのじゃないかなー。あまり語られない。まあこちらが不勉強なのかもしれませんが・

★★★★★

硫黄島からの手紙

(2006年公開)

 監督;クリント・イーストウッド

出演者 ;渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童

1944年6月太平洋戦争中日本本土の防衛拠点の硫黄島に、栗林中将が赴任してきた。兵士に気配りをし今までの司令官とは違う栗林に、兵士の西郷らは希望を抱く。海岸線の塹壕堀をやめ、島中にトンネルを張り巡らし、新しい考えで防衛線を企画する栗林に古参の将校達の反発を招くこともあったが、理解者のロス五輪の馬術競技の金メダリスト西中佐もいた。
ついに1945年2月にアメリカ軍の上陸が始まる。圧倒的な数のアメリカ軍。しかし5日で終わるといわれた硫黄島の戦闘は1ヶ月近くも続くことになる・・・。
「父親達の星条旗」との2部作。監督のクリントイーストウッドは日本側からの硫黄島の戦闘も描いてみたい、と思ったとか。
日本人の兵士達はすべて日本語で話している。しかしアメリカ映画というのも不思議な感じ。しかも日本側から見た硫黄島の戦闘や、日本人の考え方を表現している。日本人の監督がなぜこういう映画を撮れなかったんでしょうか。
参りますなー。クリントさんはすごい。
★★★★★ 

2009年8月15日にTV放映あり。

父親達の星条旗と比べると、硫黄島の先頭が中心のエピで、多少普通の戦争映画に近くなっている。そのなかでもやはり最終的に捕虜となるのを恥じ、自決を結論としてしまう当時の軍部の考え方が描かれる。そしてバランスを取るように一部米兵の日本兵捕虜への殺戮が描かれている。

フィクションでは有るけど事実上栗林中将を看取って米兵に捕まる西郷はその後どうなるのかが気になる。

今回の感じは、まあ多少★4に近いかなと思いながらもこのままでと思いなおします。

(2009年6月15日追記)

記憶の棘

(2006年公開)

監督 ジョナサン・グレイザー

出演者 ニコール・キッドマン

10年前にジョギングの最中に心臓発作で亡くなった夫ショーンを忘れられないアナだったがやっと待ち続けてくれた現在の恋人ジョセフとの婚約に踏み切った。

しかし婚約パーティの会場に見知らぬ少年が現れ自分はショーンだとと言い放つ。

ショーンでなければ知りえないことを次々と答える少年と会っていくうちに、アナはその少年に惹かれていくが・・・・。
(感想は少々ネタばれ)

髪形をベリーショートにしたニコール・キッドマンが限りなく美しい。少年とあやうい関係になりかける女性をつかれたように演じる。うーん何か恐ろしいですね。うまいです。

アメリカ映画と思えない静かな長い間、ラストはやっぱりだけど、導入の主人公の友達の振りがなるほどここでなのか。

まああの子のふるまいの原因はもう一つ不明なのがすっきりしないねー。

★★★★

ダ・ビンチコード

(2006年公開)

出演: トム・ハンクス, オドレイ・トトゥ, ジャン・レノ, イアン・マッケラン, ポール・ベタニー

監督: ロン・ハワード

ルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエールが殺される。死体はダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模した形で発見された。この奇妙な死に方は犯人ではなくソニエール自身が行ったものであった。
パリの書店で著書のサイン会を行っていたハーバード大学の教授ロバート・ラングドンは、フランス司法警察のべズ・ファーシュ警部に呼び出され、捜査協力を求められる。現場で警部と共に検証を行った彼の元に暗号解読官のソフィー・ヌヴーがやってくる。警部の目を盗み彼をトイレへと呼び出した彼女は、ロバートが第一容疑者で彼を逮捕する気であることを伝える。ソニエールと会う約束をしていたから、そして現場に彼の名が残されていたからである。
ロバートとソフィーは旧友のリーを訪れ、ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」には、イエス・キリストはマグダラのマリアと結婚しており、磔にされた時、彼女はキリストの子供を身ごもっていた、という暗号(コード)が含まれている事を聞かされる。
(以上ウイキペディアより引用) 
見たかった映画なのですが、うーんそうね。これはミステリーなんですが、キリストの子孫に関する独自の説から謎を作っていくという。まああざとい話なのか???キリスト教に詳しくない私にはよくわかりませんが?

ソフィー・ヌブー役のオドレィ・トトゥさんがチャーミング。

DVDにチャプターメニューがついてないのはちょっと不親切か?

 

★★★

幸せのレシピ

(2007年公開)

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監督 スコット・ヒックス

出演者 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
アーロン・エッカート
アビゲイル・ブレスリン
ボブ・バラバン
パトリシア・クラークソン

 ニューヨーク、マンハッタンの一流料理店のシェフ、ケイト。凄腕の料理人の彼女、いささかワンマンで、お客のクレームにも自分が納得できなければけんかになってしまうという。そんなケイトの姉とその娘が交通事故に遭い姉が亡くなってしまう。一人の残された姉の9歳の娘をケイトは育てることになるのだが・・なぜか彼女はケイトの自慢の料理を食べてくれない・・・。
ケイトはこの姪のことでしばらく店を休んでいるうちに店の女主人は新たに副料理長としてニックという男を雇うのだが、ケイトとそりが合わなくて・・・。

 独身のキャリアウーマンの子育てと恋愛話そこに料理のことが絡んでうまい作り。挿入のオペラのアリアが何とも素敵だ。久々に楽しめた映画。まああっさりハッピーエンドになってしまうのだが・・。
個人的には好きな映画、キャサリンセタジョーンズが何とも美しく凛々しい。

★★★★

スラムドッグ$ミリオネア

出演: デーブ・パテル, アニール・カプール, イルファン・カーン, マドゥル・ミッタル, フリーダ・ピント

監督: ダニー・ボイル

「クイズ・ミリオネア」に出場した18歳のジャマールは最後の1問という段階まで来た。しかし突然、番組は中断。彼は逮捕されてしまう。クイズで不正を働いたとの疑惑をかけられた彼は自身の人生について語り始める。
(ぴあ映画生活より)

イギリス映画らしい、これは強烈なんですね、インドの実体が厳しく描かれていて、あのクイズミリオネアの出場を軸に回想を重ねてうまく作ってある。サスペンスものでもあるし、さすがアカデミー賞か。
★★★★
1ケ足りないのはちょっとつらいので。

グラントリノ(2009年公開)

出演
ウォルト・コワルスキー:クリント・イーストウッド
タオ・ロー:ビー・ヴァン
スー・ロー:アーニー・ハー
ヤノヴィッチ神父:クリストファー・カーリー

監督:クリント・イーストウッド
退役軍人のウォルト、勤め先の自動車工場を引退し、悠々自適の生活を送っていたが妻に先立たれ、ますます息子夫婦と疎遠になっていた。
ある日隣のアジア系の家族の息子がガレージに潜んでいるのを発見する・・・彼は悪い仲間に脅されてウォルトの愛車グラントリノを盗みに来たらしい・・。親に言われてお詫びのためウォルトの家の手伝いをするためにやってきたその息子、タオはいつしかウォルトと親しくなる。ウォルトは自分の息子のようにタオに接する・・・しかし悪い仲間たちが・・。

クリントさん。俳優として出演するのは最後とか、これ以降は監督に専念するということだったらしい。ラストはせつない。あれだけ用心深い、深く考えるウォルトのあの行為は感情に駆られたもの、そして振りはあったけどでも衝撃のラスト。これで良かったのかどうか。しかし男っぽいクリントさん。いいなと思わせる。なんだか西部劇的でもある。個人的には感動するものの、微妙な感じもある。
★★★

 

 

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