2008年クール別ベスト5
| 10月期ベスト5 |
| 1.CX「風のガーデン」 死に至るエピソードと言うのは、嫌なのだけども、ここまで強烈に見せられてしまうと、納得してしまう。緒形さん、中井さんの演技、これは圧倒的な力で迫ってくる。 お話として不満なのは、やはり円満な命の終了という流れにすべての引っかかる点を封じ込めてしまうというとこかな。 障害があるとはいえ、認識できないのではと思われるとはいえ、でも実は面会すれば理解できるかもしれない父と息子との最後の別れを拒否してしまうエピソードはどうも納得できない。 そして、貞美さんの妻のことも、けじめがついていない、娘もなんとなく納得してしまっている。ここらはちょっと都合よく描かれているのでは。 やっぱり全体に強引にエピソードを持っていってしまう。まあお話なのだからと思う。 でもそういう疑問を考えさせないようなうまい流れ。一般的にはここらが快作なのだと思う。ただ個人的には微妙・・・。 2.NHK大河「篤姫」 3.TBS「流星の絆」 4.EX「小児救命」 5.KTV「チームバチスタの栄光」 以下は番外です。 |
| 7月期ベスト5 |
| 1)NHK広島「帽子」 単発では今のところ今期のベスト1か。 反戦ドラマらしくない、反戦ドラマ。 拳さん・・枯れた中にも充実がある・・。絶品。 |
| 2)EX「ゴンゾウ/伝説の刑事」 10回をミステリーの1ストーリーで飽きさせなく終わる・・。出来がいい。 |
| 3)CX「コードブルー/Drヘリ緊急救命」 若い医師たちの成長に、大人たちがからむ。いい感じ。 比嘉さんは朝ドラよりもこちらがいい。 柳葉君、この役はいい。いつでもこうあってほしい。 |
| 4)NHK名古屋「監査法人」 まあ若杉らの会計士達が依頼を受けた会社に対してあまりにもエラソーなのが難かな。 でもやはり現実感のある話がNHKらしい。 |
| 5)NHK「キャットストリート」 谷村美月ちゃんはいい。フリースクールの話も興味深い。 でもやっぱり回が少ない。(45分×6回)。 主人公以外のスクールの同級生のエピソードも、もっと回を多くして広げればいいのに・・・。 そうすれば卒業の意味も出てくるのだけど、これでは物足りない。 |
| その他
NHK朝ドラ「瞳」 |
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4月期ベスト5 |
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1)トップセールス(NHK) まあやはりこれを1位におすということになろうかと。このドラマは変遷する自動車業界の中で活躍するセールスレディを生き生きと描いており秀悦と思います。各回の時代背景とリンクするエピソード、うまく作っていると思います。夏川さんがいいです。それと蟹江敬三さんがいつもながらヒューマンでいい。 |
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2)無理な恋愛(KTV) 下記は新作1投稿に予定していたものです。ちょっと長いですがそのまま掲載させていただきます。 団塊の世代への応援と言うコンセプトが何度も感じられるこのドラマなんですが、正午さんの立場は成功者と言うそれで、役員並みの待遇、それでいて現場へ細かくかかわることもするわけで、これはとても恵まれています。こういう立場の人は少ない・・。うらやましいです。 まあ正直、このような成功者を描くのは応援と言うことだったら説得力に欠けると思うけど・・、人気GSグループの一員で、その後は制作にかかわるという設定が、後のドラマの流れになるわけなのでここらはしょうがないのかな。 この話、還暦の人がときめいてしまうという・・普通で行けば年若い女性との恋愛と言う事でどろどろした方向へ行きがちなのですが、でも正午さんはあくまで紳士的で、ずっと引いたまま、彼女と、しかも彼女のためということもあるのですが、相手の男まで、自分のマンションでもてなしてしまう。そして息子のように気に入ってしまう。これは大人と言うか・・枯れているというか。でもかえでさんに対する思いは、熱いものがあるのですが、表面では紳士的に振舞わざるを得ない・・・とてもわかるような感じです。でもこの気持ちはとても切ないですよ。 ラストの告白シーン、かえでさんの「生きている間だけでいい」発言(普通プロポーズのときにこんなこと言わないだろう??、正午が言うならともかく)と、正午さんの、海を向いて万歳をするという、何か説得力にかけたリアクション。これはなんだかちょっとねー納得できない。 ハッピーエンドということは悪くはないとは思うけど、でもやっぱり最後まで正午さんはこのせつない流れでいることで、ドラマを作って欲しかったな。せっかく同世代として、正午の考え方には共感が続いていたのに・・・。 かえでの気持ちの変化の振りとしている、受賞のインタビューで回想されるマンションでの正午のアドバイスも、もっと前から頻繁に・・・と思うんですが、無理・・というフラグを最後まで立てておきたいということなのでしょうか、かえでの気持ちの変化は唐突な感じで、説明不足じゃないかな。 と書きましたが、これはエンディングがちょっとということなので、ドラマ全体には正午さんの大人の行動がほほえましく。又せつないと思います。このあたりが好きです。 ということで2位に入れておきます |
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3)バッテリー(NHK) いわゆる学園ドラマ、スポ根ドラマって苦手であまり見ないのだけど。この話、若い俳優さんたちの清新さがとてもいい感じで見てしまいました。話としては中途で終わっているのではと思うのですが、自分の力をもてあましている巧の悩みと、若さと、一直線さがとてもいい感じで伝わりました。 |
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4)監査法人(NHK名古屋) 設定のリアルさは不明ですがドラマとしては面白い。エスペランサ監査法人を立ち上げた小野田がとたんに保守的となり、経営者志向になるという。ありそうな話です。若杉の暴走と思えるような若さ。そしてプレシャスドーナツを立ち上げた井上を盛り上げようと、小野田のバックアップもあるのですが甘い監査をしてしまう若杉の未熟さ。このあたりが面白い。 塚本君がうまく演じています。はまり役じゃないですか。松下奈緒さんもちょっときついけどこれは彼女らしい。いい感じ。 若杉の妻のエピソードの振りが前半にもう少しほしかったし、茜の若杉への思いも恋愛沙汰には発展せず。最後も触れられないのは物足りないけど。 後は経済ドラマ関連の説明をもう少し希望。時間が足りないか |
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5)Around40〜注文の多い女たち(TBS) 聡子と恵太朗の恋愛が、やはり美男美女のカップルのせいか、藤木君の独特な存在感の薄さなのか、エコロジー男と言う変わった設定のせいか、なにか重さがなくて。 第8話での冒頭でも一緒にベッドをともにしたという感じが薄くてなんだかなと思いましたが、大人の恋愛としてはこんなものかな。 脇のエピソードもセレブカップルの話はちょっとなーと思いますが、でも寧々さんがうまいのでまあ納得。筒井君はこんな感じがちょうどいいんじゃないか。瑞恵さん(松下由樹)さん夫婦の話はわかりやすいし納得。 |
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以下は番外。 おせん(NTV) すでに皆さんに書かれていますが、食の意味合いを毎回の結末でのおせんさんの物言いで表してくれる、というテーマは、ドラマ全体を通して見るとよく見えなかった。脇役は適役じゃないし存在感が不足。内君はこんなものでしょうか。ドラマ的に優ちゃんの相手役には物足りない。 ホカベン(NTV) 彩ちゃんの新米弁護士。幼すぎる感じもしますが清新さは十分で、この話には合っているのでは。 お話ですが、エピソードごとにはリアルな話でいいのだけども、終盤の杉崎が訴えられるというエピソードはある意味杉崎のやらせのような不自然さ??弁護士の仕事の意味合いの裏の面をつくという本来のテーマは十分描けてないと思うし。やっぱり判決はどうなったのかを知りたかった。 ラスト・フレンズ(CX) 新作1に全部書きましたので、書くことはありませんが。 描きようによっては問題作に出来たんじゃないかと思うんだけどな。残念。俳優さん達は頑張ったと思います。 CHANGE(CX) 結局、政治ドラマという意味合いは十分見えなかった。総理大臣と言う立場を若さと未熟さで乗り切るということで表現していいのか?もっと重いものじゃないのかな。 あの演説は作り手の下心が見えて(こうやればうけるんじゃないのという??)素直に感情移入できなかった。 ハチワンダイバー(CX) 何も考えずに見れば面白いのかな、でもやっぱり将棋を知らない人にはそんなに面白くない対戦風景をドラマの主体にするのは苦しいんじゃないか。CGと百面相の氾濫。疲れるときもあったなー。サンドウイッチマンははまりすぎ。そして安田美沙子さんの関西弁がいいなー。ネイティブ。 |
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1月期ベスト5 |
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1)ちりとてちん(NHK大阪) 朝ドラとしては「てるてる家族」以来の出来のよさ。はまりました。面白かったです。 上方落語の独自の意味合いもなんとなくわかってきたような。 朝ドラ主役にしては、比較的地味な、そして落ち込みが多い喜代美さんなのですが、 喜代美さんへのアドバイザーの順ちゃんが又決然としていていいなー。 ともあれ何かほっとさせられる朝ドラ。さすが大阪製作かな。 |
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2)あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間(KTV) まあ多少あざとい設定なのかもしれませんが、面白い。第10回の今井さんと小日向さんの上質な演技の競演。 作った話でも、お花屋さん・・よりはずっといい。最終回の、ワイエスの絵「クリスティーナの世界」とのリンク、 結局別れてしまう善男とみずほ。これは妥当。 キャラになりきっている吉高さんって・・いい。
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3)フルスイング(NHK) プロ野球コーチとして各球団を渡り歩いた高畠さんが、教師を目指していたのを知ったのは高畠さんの訃報からでした。驚きました。 いのちながらえばおそらくは野球部を指導し、甲子園を目指していただろう高畠さん。本当に残念です。 ドラマでは、高畠さんの指導方法を参考にしたり、実際の剣道部部員たちとの交流をベースにしたフィクションのようです。 決して押し付けず。子供たちと少し離れて、でも冷たくなく熱く指導する。いいんじゃないでしょうか。納得できる展開。学園ドラマとしてとても出来はいいです。
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4)鹿男あをによし(CX) 玉木君と綾瀬さん、この天然で癒し系の二人が地球の危機を救うという大事業が出来るのか・・? この設定、ロボットの鹿といい十分変ですが・・・、しかし某ロボット鯉を使った、何とは言いませんが・・あのシリアスドラマよりは、うまく出来てましたな・・。しゃべるし。 ところで佐橋俊彦さんの劇伴が抜群にいい。 エンドロールで鹿の群れがやってくるシーンは、いつ見ても気持ちが高揚します。さすが佐橋さん。 「ちりとてちん」の劇伴もこの方なんですね
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5)のだめカンタービレINヨーロッパ(CX) ついに続編の登場。本編にもましてクラシックのコアな話しになってきました。やはり面白い・・・。指揮者コンクールの内容がよくわかります。 クラシックファンには納得のいく音楽の感じ方と表現についての意味の深い話・・。個人的にはこのあたりが面白いのです。 本編もそうですが玉木君も樹里ちゃんも完全なはまり役。もちろん、ばかばかしいエピソードもあるけど、そんなに気になりません。落ち込んだ、のだめさんが意外にシリアスで面白い。 いつもの飛んだキャラだけではない樹里ちゃん・・・このあたりがいい。
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その他 TBS「だいすき」 香里奈さんがいろいろ出来るのがわかった。 でもここでは岸本佳世子さんの相変わらずの好演と琴音の福田紗紀ちゃんの毒がいい。 ひまわり役の子役さんたちがうまい。
NHK「鞍馬天狗」 何とも懐かしい作り。時代劇のかつての王道と言うことかな。 でも脇役が地味と言うかずれたキャストなんじゃないか? 近藤勇、土方歳三、桂小五郎あたりがね・・・。
NTV「斉藤さん〜SAITOU san」 斉藤さんの正論は胸がすく思いだけど、 終盤にかけてはエピソードが現実感を欠いていくような・・ むしろ真野さんの心の揺らぎが納得できた。
NHK(名古屋)「刑事の現場」 地元の地方警察が舞台なのか・・。 外国人労働者の問題とか重いテーマを扱っているのだけどな、 まあいい感じなのだけど。 どうも民放の刑事ドラマを思い出してしまう。 差異がそんなに感じられない。どうして・・・。 今期はいいドラマが多かったと思います。こんなところです・・・ |